出た! |
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| 「それでね、もう心臓が飛び出るかと思ったわ」
夕食後、宇佐美蓮子は2人しかいないサークルのもう一人のメンバー、マエリベリー・ハーン(メリー)と自室で電話をしていた
「蓮子は臆病ね。私なら新聞紙か何かで叩き潰しちゃうわよ」
「うわー想像するだけでももうダメ。あれを倒すにはスプレーが必要だわ。でも噴射した瞬間、あれがカサカサカサ・・・って超高速で移動するの。こっちに向かってきたらどうしようってあの時の数秒間が一番怖いわ。・・・って自分で言ってて気持ち悪くなってきた」
「日本人はどうしてそんなものにそんなに怖がるのかしらね」
「ああぁぁぁぁ夜また出てきたらどうしよう・・・不安で眠れない」
「はいはい。じゃあまた明日ね」
電話は一方的に切られてしまった 長々と愚痴をこぼされて限界が来てしまったのだろう
こわいよこわいよー さっき退治した奴はゴミ箱に放り込んどいたけど再び動き出して復讐しに来たらどうしよう・・・ 明日が燃えるごみの日でよかった
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8月31日(日)19:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日記 | 管理
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